次亜塩素酸水は効果があるのか
先々週くらいに頼んだ「次亜塩素酸水」商品が届いたのですが、この「次亜塩素酸水」結構色んな情報があるみたいですね。
とりあえず「ハイター」(次亜塩素酸ナトリウム)とは違うものだとは理解しているし、消毒性能そのものを疑っている訳じゃないですが、世の中には得てしてポジショントークな情報もあったりします。ポジショントークかどうかが分かるにはそれなりの経験が必要な訳で今回のような「にわか」な人間には判断しづらいので、色々なソースの情報を求めてます。
最近驚いたので政府のコメントで
えーっと言う感じだったのですが、消毒してるつもりで消毒できていなかったと言うと危険です。
そういう目的でジアイーノ買った人もびっくりでしょう。
と思ったところですが、上の記事では次亜塩素酸水の一般的な消毒効果を否定している訳ではなく、新型コロナ対策の手洗いでの有効性を断言しないという感じです。
この記事には続報があって
これは経産省の記事で、この情報をもとにした時事通信の記事によれば
経済産業省は15日、台所・住宅用洗剤の材料である「界面活性剤」など3品目について、文献調査の結果、新型コロナウイルスに対する消毒効果があることが分かったと発表した。代替ウイルスを使った検証試験を製品評価技術基盤機構(NITE)と実施し、5月中旬にも有効性が確認される見通しだ。
(中略)
消毒効果が分かったのは界面活性剤のほか、塩酸や食塩水を専用機器で電気分解して作る「次亜塩素酸水」とウエットティッシュに含まれる「第4級アンモニウム塩」。いずれもドアノブなど物品の消毒に有効で、第4級アンモニウム塩は手指にも使える。
時事通信の記事から
消毒効果があるけれど有効性が確認されるのは5月の中旬になるという表現はよく分からないのですが、あくまで次亜塩素酸水を使って手指に洗えるかについては明示されず、第4級アンモニウム塩は使えるとあります。(と言う事でまた新しい消毒品目用語がでてきました)
追記 4/18の朝の福井新聞の記事によるとさらに修正があって
と手指消毒適用されている次亜塩素酸水はあるものの、基本的に保存が難しいのであまり一般的に使われてほしくないのかなとも思います。