キヤノンの決算報告と減配
今朝のモーサテでキヤノンの減配ニュースを知りました(のんき)。
コロナの影響で個別株の無配や優待廃止のニュースは良くあるのでそれほど驚くことではないですか、この状況下で個別株を持っているリスクを再認識します。
キヤノンと言えば高配当株での有名銘柄。ただ最近は稼ぎ方、将来性に疑問も感じていました。
安定配当重視も保証はない
とは言うものの
キヤノンは30期以上にわたり、一度も「減配」をせずに、配当を「維持」もしくは「増配」している"非減配"を継続していた。
(下記の記事より引用)
という実績から(100株くらいはいいかと)シリアスに考えていなかったのも事実。
今回の件でいかにも減配しそうな会社は(これまで減配がなかろうと)やはり減配するということがよくわかります。
もちろんコロナの影響がなければ減配しなかったのかもしれませんが、どうやって儲けているんだろうと言う素朴な疑問が湧くような会社は注意した方が良さそうです。
見かけの高配当はやはり危ない
SBI証券で確認すると、配当利回りが修正されてしまってますかみんかぶだとまだ残っているので、それを見ると昨日の株価で7%台と言う高利回りでした。見かけで配当利回りが高い会社は怪しいというのも今後は当てはまってきそうです。
そして損切り
キヤノンに関しては、今のままの業態だとコロナの影響がなくなったとしてこの先の配当も不安で株価も上昇しそうなイメージが持てません。と言うことで年末に損出しせず損切りしました。約3年半のつきあいでした。
想像していた事(悪い予想)が普通に起こる事と地合いで許されていた緩い銘柄選択が許されなくなっている事を感じて、結構転機なニュースじゃないかと思います。
そういう意味では次の注目はなんといってもJT(日本たばこ産業)でしょうか。将来性への疑問、ほぼ増配銘柄、高めの配当利回りなどがよく似てます。コロナだからタバコを吸う吸わないは直接関係なさそうですが…。7月31日が決算発表です。