日本たばこ産業の決算
注目の JTの決算発表がありました。配当は維持されると言う事で良かったです。(笑)
(JTの2020年12月期第2四半期決算レポートより)
高い配当と下がり続ける株価とのアンバランスで疑心暗鬼でしたが、キヤノンとは違う発表となりました。
JT株には1年前にも触れてますが。更に下がっている訳ですから疑いは晴れていないようです。
持っている人はみな含み損というわかりやすさ
高すぎる高配当株は理由があるからで、罠のように見えると以前書きました。
ここで言う罠とは減配のことを指しているんですが、実は罠には2種類あってJTの場合は減配はしないけれど株価が下がり続けてます。(ここ5年以内に)JT株を買った人はみな含み損状態、これも罠の一種でしょう。買えば下がるの繰り返しですからナンピンもしづらいです。
厳しい現実
自分もその罠に嵌っている一人で、2017年12月に200株から書いはじめて今500株。今年の年末で3年間になり含み損3割状態です。(7/31時点)
含み損も馬鹿にならないですが、これまでもらった配当は144,300円(今月末の配当を含む。税込)ですからこちらも馬鹿になりません。
ただこのご時勢で配当を維持してくれるのですからしばらく減配しないかもしれません。
そこで後どれくらい今の配当が続けば、含み損がチャラになるか計算してみました。
含み損が410,000円として既に貰った配当を引くと265,700円。これを77000円で割れば、3.450....なので、だいたい4年くらいは必要です。税金を無視した数字ですからなかなかの長さです。
できれば株価がもう少し上がって欲しいところですが、そんなに簡単に上昇するようであれば逆にこんな計算をしなくても良いと言う事で、なかなか厳しい現実を直視してしまいました。