あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

ブロードリーフ売却でちょっと狂う節税戦略

年末も近づき、iDeCoなどの所得控除枠をきちんと消化できているかチェックしている時期ですが、思わぬニュースで今年の利益を圧縮させる事になってしまいました。

 

ブロードリーフ株の優待廃止のニュースです。権利落ち間近(12月権利落ち株)と言うこの時期このタイミングでの、2022年12月の優待はナシと言う発表です。

diamond.jp

ブロードリーフは優待株としては、マイナーかもしれません。かつては10000株で10万円のクオカードを出してた時期もあり(自分は500株保有)個人的には優待が届いた記事を書いてました。

agura-huma.hatenablog.com

2019年くらいからの付き合いで、5000円のクオカードだったのが「VISAギフトカード」になり、昨年分は「TOYOTAウォレット」になり、今年で廃止になりました。それにしても数年後の優待廃止を発表した、JTやオリックスと比べて、直前の優待廃止はひどいですね。

今回どれくらいやられたかと言うと、これくらいです。

 

ただ株価の動きを見ると、優待廃止直後には下がっているものの、春よりは株価も上昇しています。思ったよりも下げていません。

配当利回りは0.2%しかないし、この程度で済んでるのが不思議です。とは言っても、今回に関しては損切りしました。

 

トータルでは、5,000円の優待を数年貰っても、売却損が大きいので投資失敗ですが、他の売却益との相殺(節税)には使えます。

 

ただ今年はiDeCo所得控除枠を使って節税しようと思っていたので、譲渡益が減るのはちょっとした誤算です。

agura-huma.hatenablog.com

所得控除枠、売却損のどちらを使っても使っても節税には変わりないのですが、iDeCoの所得控除枠があるのは60歳までなので、60歳までは所得控除で節税して、含み損株は60歳以降にとっておきたかったです。

 

さすがに一ヶ月後の権利落ち前に優待廃止するような企業の株を、今後も持ち続けるのはリスキーなので、仕方ないです。

損出しで節税してしまうと、早期退職後のiDeCo利用のメリットは小さくなります。それを防ぐには損出ししない事ですが、こういうやむを得ない損出しが発生する場合もあります。早期退職後、iDeCoの所得控除で得しようと見込む場合には、こういうパターンも注意する必要があると言う事ですね。