あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアした事を話しているか?

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3月で退職してから2年くらいになる訳ですが、退職して働いていない事を知っている友人・知人・親戚と言うのはまちまちです。

秘密にしたい訳ではないが

ひとつにはわざわざ自分から話す事でないと言うのがあります。実家の事を頼んでいる不動産さんも父の事でお世話になっているお坊さんに対しても働いている体(てい)でやりとりしています。こういう付き合いには(自分が働いているかどうかは)直接あまり関係のない事です。

 

また話すとしても(なぜ退職したのか)適当な言い方が見つからないと言う(個人的)な)問題があります。10年くらいかけてアーリーリタイアに至った、その間の色々な気持ちをコンパクトにまとめるのはなかなか大変です。

ブログでちょっとずつ、そして勝手に言う分はいいですけれど、口頭で話すとなると、付き合いの濃度に関係なく、聞く側はそこまでの長い話は期待してないはずです(笑)

 

簡潔でありつつ人生を語ったりせず・マウントを取らず・卑下しない・違いをあからさま強調しないのはなかなか難しいです。

 

agura-huma.hatenablog.com

良くないパターン

この間、まだ中高校生の子供がいる友人に対して退職した事を話しました。話の流れとして(隠す必要もないので)そうなったのですが、こんな感じで理由がうまく説明できなくてモヤッとしたのを覚えています。

 

例えば「働きたくなくなったから」「キャリアが終わって先が見えたから」と言うのは、今も働いていて子供が手を離れるまで働くだろう、同世代の友人には適切ではありません。

 

また「これからは自由に生きたい」「好きなように生きたい」というようなふわっとした人生論を口するのもなかなか場違い感があります。下手をすれば「自分に正直に生きている俺」「好きなように生きてる俺」マウントをとろうとしているように取られかねません。

 

かと言って「独りだからできるけれど最期は寂しいものだよ」的な、卑下た言い方に走るのも会話の流れとして相手のフォローを期待する微妙な態度です。

 

ブログでもよく書いている「同じ歳でも人生の枝分かれの先の全然違う場所にいる」と言うのも、違いを強調して距離感や見えない壁感を醸し出す感じです。

 

やはり退職してちょっとでも働いていれば、こういう時に差し障りなくきれいに話がつくのかなと思います。

簡単に話せるケース

一方、年賀状だけのやりとりの付き合いの人には伝えました。ひと言書く近況ネタにぴったりなのもあります。事実だけを伝えればいいですし理由を聞かれる事もないでしょう。

「思い切った事をしましたね。でもそういう歳ですよね、また会いましょう。」と言うような返事をもらいました。

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