投資をかじると複利という言葉に特別な意識を持ち、半年複利と聞くとちょっと嬉しいような気持ちになりますが、この超々低金利時代にはそんな金融商品にはお目にかかる事はありません。
普通預金金利が0.2%(変動)目当てで、あおぞら銀行BANK支店を開設してから3ヶ月近くになります。
お金のムック本で紹介されていた
利息目当てですから継続的に何かするわけもなく、すぐには使わないお金を移してこの件はそれで終わりだったのですが、最近雑誌である記事を見かけました。
晋遊舎から毎年出ているこのムック本のP133に高金利の金融商品として、あおぞら銀行BANK支店の定期預金の方の紹介がありました。預け入れ期間が2年以上だと半年複利となるため利息が期待できるとあります。
今まで定期預金に預けた経験が少なく、退職後に利用した退職金定期でも3ヶ月で解約しており、その時も単利の利息しかもらってません。なので定期預金が半年複利だという認識がすっぽり抜け落ちてました。
さっそく税引き後どれくらいの利回りになるのか計算してみようとしました。
上記のサイトを見ると定期預金の2年・3年・5年コースの場合は半年複利型で、年利0.15%、税引後は平均利回り0.119%とあります。
半年複利の定期の実質利回り
カシオの計算サイトで3年複利を計算してみると、(3年後の)利息から実質金利は0.359%となります。元本保証で0.359%ならば今の時代高金利です。
さっそく、いくら定期預金に変えようと思い3~5年間使わない金額ってどう計算したものかなど考えを巡らせました。いちおう普通預金と比較してみようと思ったのですが、案外普通預金の利息計算の方法がよく分かってない事に気づきました。簡単に調べられます。
ここを見ると
利息 = 期間中の毎日の最終残高の合計額(※)×金利÷365
とあり、利息の支払い日についても
年2回、2月・8月の第2金曜日の翌日です。
普通預金の利息支払いが年2回で、上記の計算式からすると、実質年利0.2%(税引後年0.159%)の半年複利と同じって事ですね。
定期を選択する場合
今回の記事の書き方があおぞら銀行を紹介しつつ定期預金の方をとりあげてた事で、この超々低金利の時代にレアキャラを見つけたような嬉しさからちょっと舞い上がってしまいました。
定期預金に預けなくても普通預金の方が金利は上で、定期にする必要はなかったわけですが、ひとつだけ懸念があるとすれば、あおぞら銀行普通預金の金利はあくまで変動だってことですね。
5年後も今の金利かどうかは保証もありません。そこをどう考えるかですね住宅ローンの固定金利と変動金利のどちらかを選ぶような話に似ています。
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