あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

4%+α ルールへの期待

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 4%ルールは「FIREムーブメント」とともによく目にするようになったワードですが、米国S&P500株の平均運用利回りからの数字です。細かく言うとと、運用利回りは8%くらいでインフレ分4%を差し引いて、実質4%の利回りという説明になってます。

こちらの説明では成長率7%インフレ率3%で計算されています。

4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されている。米S&P株は対象銘柄が多いことから、投資家が市場全体の動きを把握する時に、よく参考にされる。 

 

セミリタイア (F.I.R.E) するなら知っておきたい資産運用の「4%ルール」とは ? より

まあ細かい数字はどちらでもよく、要するに見た目の損益率にはインフレ分が含まれているので、実際はそれよりも少ないという話です。

インフレ差の利ざやで4%プラスα?

そういうインフレ分の目減りについて、日本はインフレが無いので4%以上の実質利回りを得られるんじゃないかという話を希望と冗談半ばでこちらの記事で書きました。

agura-huma.hatenablog.com

これと似たような意見のFIREの説明に出会いました。

financial-field.com

こういう記述があります。 

先ほどのアメリカの例で見ると、運用利回りの約8%から実質経済成長率の約4%を引いた4%の運用益が必要でしたが、国内でもS&P500を投資対象とした投資信託もありますので、こういった投資信託に投資をするとインフレの影響が少なく、約7%の運用益が期待できることになります。

日本ではインフレの影響が少ないので名目利回りからのインフレ目減り分が少ないので4%以上の利回りが期待できる趣旨の説明でした。本当に7%もあれば素晴らしいですが…。

インフレ率差は為替で帳消し

そんなうまい話があるのか的な疑問ですが、火曜日のモーサテでたまたまインフレの話がありました。テーマは日銀の金融緩和の出口の話でしたが、日米のインフレ率の差は為替で吸収される事にも言及していました。

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結論としてはインフレ率差の利ざやは存在できないという事ですが、為替は色々な要因で決まるので多少は利ざやはあるのでは(為替だけでは打ち消せない)という思いもまだ多少あります。

日本にはインフレがくるか? 

日銀の金融緩和の出口についての分析のコーナーだったので、将来の物価予測の話も出ていました。10年後の予測は0.80%のということだったので、リタイア生活に大きな影響はしばらくなさそうです。基本的に日本では大きなインフレが無いと思ってます。

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もっと先(年金をもらうくらいになってから)インフレした(物価が上がった)場合の年金の受給額については以前整理した通り

agura-huma.hatenablog.com

基本物価が上がっても、現役世代の賃金が上がらないと年金は上がらない仕組みです。  

 

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