日本では「岸田ショック」と米国は高値更新そして「円安」の10月でした。いつものように月末最後の金曜日でのロボアド運用成績を確認しておきます。
S&P500は最高値更新とそんな事もあった「岸田ショック」
大きな経済(イベント)ニュースもなかったので、今月の市場の値動きを確認すると
アメリカは上昇、日経平均は下げでした。
10月はじめの下げの頃は「岸田ショック」とか言われてましたが、その後持ち直したのでそんな事もあった感があります。
米国市場は9月は結構下げていたので、結局最高値更新しましたが、グラフほど上げている気はしません。
円安については後で触れる事にして、ロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
10/30での数字です。
先月久しぶりに前月比マイナスに転じていたウェルスナビが最高値更新をしています。ただどう考えてもこれは「円安のおかげ」です。
10月のドル円の動きは以下のようでした。
最近、SBS証券の口座管理画面に「口座(ロボアド)」という選択メニューがある事を知りました。
こんな感じで、ブラックボック感の多いロボアドの取引内容履歴が見えるようになっています。
そこの画面にドルベースの損益率が確認できるのですが(42.74%)円ベースの損益率と5%ぐらいの差があり、円換算の残高(評価額)が増えたための数字だとわかります。
また楽ラップは今月の成績はぱっとしません。これは楽ラップのポートフォリオ内に為替ヘッジありの商品を含んでいるためだと思われます。
為替ヘッジの説明
楽ラップでは、為替の動きも運用成果の一部として考え、「為替ヘッジあり」の投資信託にも投資しているので、為替の影響も含めて資産運用をおまかせすることができます。
例えば楽ラップポートフォリオ内の商品に「ステート・ストリート先進国債券インデックスオープン」という債券インデックス投信がありますが、これが「為替ヘッジあり」と「なし」両方が含まれています。
「為替ヘッジなし」の損益率が9.95%に対して「あり」の方が3.52%、残高は「ヘッジあり」の方が30倍多いですから、今回の円安の影響は運用状況には出づらいでしょう。
という事で円安で成績は良かったですが、この状況は「時価」みたいなものですから、一時的なものかもしれず、今月の結果でどうこうと言う気持ちの変化はありません。
この結果を「一時的」でないと考えればまた別ですが、逆にそこまで自信があれば、それこそFXをやればいいだけです。そういう気にはならないので、為替によるプラスはあまり気にしない方が無難かなと考えています。
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