セミリタイアブログ界隈を見て感じる事のひとつは、家計簿をつけている率の高さです。ただセミリタイア関係なく割と一般的な事と思っていたのですが、家計簿のつける率は1割という記事を読み、案外相関関係が高い事なんだなと言う感想を持ちました。
こちらの記事です。
「節約していなくても1億を貯めたというのは」というのは吹かしすぎな気もしますが「ムダな消費=なんとなく消費」をやめるのには「家計簿(アプリ)」が一番だと話は続きます。
そう言えば「貯金ゼロ円の老後」にならないためには「1円単位で家計簿をつける事が大切」という話もありました。
週刊SPAの先週号に「貯金ゼロ円の老後」特集があったのですが、そこでの「貯金ゼロ老後に陥らないた」ためのアドバイスとして「1円単位で家計簿をつける事が大切」とありました。
早期リタイア後はなぜ幸せを感じるか? - あぐらのSoloZakki
記事では家計簿をつけるメリットについて解説してあったのですが、早期リタイア視点で言うとどうなのかを自分の経験から考えてみました。ちなみにマネーフォワード利用者での経験です。
必要資金の把握
上記のような「ムダな支出」を見つけるだけでなく、早期リタイアの準備に必要なのは必要生活費の想定ですから「毎月の生活費✕早期リタイア生活月数」という数字を決めるために役立ちます。
資産管理
家計簿だけでなく、資産管理(資産把握)の機能も持っています。家計簿アプリで資産管理は今は当たり前ですが、マネーフォワードに出会うまでは、マネールックと言うのを使ってました。
(この記事のために名前を思い出しました…。)
このサービス、対応金融機関は限られていて、残高確認もオンデマンドでしか行えず、週に一度、CSVファイルを出力して別エクセルとマージして、非対応金融機関の残高を手入力して、総残高確認してました。一回30分くらいかかってました。
それを思えばマネーフォワードのような資産管理アプリの登場は、早期リタイア計画の進捗確認を劇的にカンタンにしてくれました。資産把握は早期リタイアへのモチベーションを維持してくれますから、結構大きい事でした。
できない事には目をつむる
ただ人によってはマネーフォワードにも不満を感じる人はいるかもしれません。
自動連携ができていない決済手段(PayPay楽天PayとかWAONとか)も存在しますし、自動連携にも限界があります。例えば、支出内容も店舗単位の場合が多いですからドラッグストアで食品、洗剤、マスクとか買っても、自動登録の単位は支払った総額です。月間支出の把握には十分ですが、細かい家計分析には不十分かもしれません。
これらはレシートスキャン支出元無しで支出を登録して、自動連携分は勘定にいれない事で、家計簿管理はできたりしますが、そういう手間は、使う人によっては期待を裏切るものかもしれません。
自分はトータルでプラスと考えてますから、制約ありきの支出把握、資産管理で満足はしています。
そういう意味では、今回取り上げた記事の内容「一億円貯めた人は節約していない」という話は眉唾感があると書きましたが、「何でも節約」でなく「ムダな支出」をなくそうという(緩い節約でいい)考え方には賛成と言うかちょっとホッとしました。
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