あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア後に気づいた早期リタイア情報まとめ

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先日、無職早期リタイアだと医療費控除額の計算方法が違ってくるのに気づきました。こんな風に早期リタイア実行前の情報収集で気づけなかった事は時々出てきます。ちょっと溜まってきたので、まとめて情報記事化したいと思います。

所得200万未満の医療控除

医療費控除、10万円以上超えた分の医療は所得控除に使えます。10万以上ってなかなかのレアケースです。これが所得200万未満だと所得の5%超過分と控除額の算出方法は変わります。

年収が全然なければ治療費そのものが控除対象になると思ったのですが、年収が全然なければ控除が使いようがないですね。ちょっとトーンダウンしました。

所得が50万円だと年間治療費2万5,000以上分は控除されますが、もともと基礎控除が48万円あるので、残りの課税所得2万円にかかる所得税を少なくできるとしても、イメージはスケールは微妙ですが、控除枠がある事には変わりありません。

(3月に)退職するなら4月がいい

と3月に退職した私が書いてます。これは退職金視点での話ですが、退職金控除の計算に使われる勤続年数、月部分は繰り上げで計算します。23年1ヶ月の場合は24年間で計算します。3月に退職するなら4月にした方が退職金所得控除枠が70万増えます。

自分の経験では4月に退職した人の記憶はあまりないですが…、ボーナス視点と組み合わせて考えて退職月を決めていれば一番良かった気がします。

確定申告と国保保険料

退職すると国民健康保険に加入します。国保は初めてですから後から分かる事が色々ありました。随分と分かってなかったなと思います。

年間あたりの国保保険料計算に密接に関係するのが確定申告です。

退職前から節税のため(還付金目当て)で確定申告してましたが、配当の申告はほぼ分離課税でした。総合課税はめんどくさいし、分離課税よりも比較して税負担が増える可能性もあります。

同じ気分で(株の売却益や配当金を)確定申告していると国民健康保険料の節約にはならないのを、退職後知りました。ただこのTIPSは再来年からは使えなくなります。

そうなっても確定申告すると(所得控除関係なく)株の利益や配当金は国保保険料の計算対象になる事は変わりませんが、どうやるかは今後の課題です。

iDeCoパズル

iDeco は税制優遇がクローズアップされますか、税制メリットを利用できない人は使わない方がいいとも言えます。注意が必要です。

例えば、わざと運用せず、わざと所得控除枠も利用せず、わざと退職金控除も使わない場合は、一時金で受け取ると所得税と住民税がかかります。iDeCoを利用することでお金が減ってます。

iDeCoが悪いわけではなく、税金がほとんどかかっていない退職金を非課税で運用してさらに増やせそうとは行かないだけです。

もちろん故意に退職金控除を使わない人はいないでしょうが、早期リタイア時の退職金に退職金控除枠を使ったケースはこれと同じです。

結構このあたりを分かってなくて、iDeCoにお金を移してました。(退職後14年開ければiDeCoの拠出年数での退職金控除枠は復活しますが)

最終的には「損する要素」より「得する要素」が上回れば問題ないですが、その組み合わせを考えるのは一種のパズルを解くみたいなものです。

ただ退職金は全部DCでという会社も増えるでしょうから、早期リタイア=退職金控除枠を失うに当てはまる早期リタイア者は減るかもしれません。

信じるべきか「シークエンス・オブ・リターンリスク」

この有名なFIRE本に出てきますが、統計によると「4%ルール」は、FIRE実行後の最初の数年間の数年間が株の上昇局面なら、ほぼうまくいったと言うものです。

山崎俊輔さんのFIRE本では「シークエンス・オブ・リターンリスク」と呼んでました。自分の運用は完璧な4%ルールを再現してるわけではありませんが、米国株を当てにしているところは重なってます。この理論で言えば、退職後の3年間は株価上昇期と重なったのは安心感につながりますが、どんなもんでしょうか?

 

ここから先は(退職後に気づいた事ですが)毛色の違ったやや私見です。

ドーパミン的幸福は長続きしない

president.jp

前述の山崎俊輔さんのFIRE記事で、山崎さんのお父さんの定年退職後の話がありました。この記事の感想で「自分で望んだ自由」と「そうでない自由」は違うんだな的なことを書いてましたけど、最近はまた考えが変わってます。

agura-huma.hatenablog.com

どんな時に楽しいかは人それぞれです。100人のFIRE実行者がいれば、楽しみ方は100通りあるかと思います。

最近「ドーパミン的幸福」ワードを知りました。そういう観点で見てみると、何をする時にドーパミンが出るかという見方(この例では「お酒を飲む」ですが)で、早期リタイア後の楽しさの一部は一般化できるのではとも思いました。こういう1日中「ドーパミン的幸福」を追い求めるだけではリタイア生活を続けるのはしんどい、って言う例とも見ています。

トイレ掃除をしよう

以前、早期リタイアで在宅時間が増える事で使用頻度の上がるものには注意しようと言う話を書きました。具体的な例としてトイレを挙げました。

注意しつつも、トイレの上の水を受けるところの陶器がザラザラになってきてしまい、洗剤でもうまくとれなくなりました。

こんなので擦りました。

ツルツルになりましたが、どう考えても研磨なので自己責任で使っています。

 

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