あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「シン・ウルトラマン」がオマージュ(愛)に溢れ過ぎた影響

「シン・ウルトラマン」を見に行ってから一ヶ月が経ちます。「千客万来」のようで、まだ公開は続いています。すでに公開翌日に感想を書いていますが、その時は、ちょっと遠慮して「ネタバレなし」だったので、公開1ヶ月経った今、ネタバレありの感想を書いてみたいと思います(笑)

 

agura-huma.hatenablog.com

 

世の中と同じ感想

上の感想、公開翌日に人の感想を全く見ずに感想を書きました。えてして、自分が全く世論と異なる感想を持ってたりする事もあるのですが、山本耕史メフィラスが特に目立っている(怪演)という感想については、世論と同じだったみたいです。

www.youtube.com

 

山本耕史さん以外の演技に対しては若干?(こんなに下手だったっけ)思ってますが、(斎藤さんは別として)過剰演技と言うか(セリフを)言わされている感があるなあと思っているんですが、多少オーバーな演技をする演出だったんでしょうか?

ディテールにも注目

また、こうして一ヶ月経ってみると、一度見ただけでは分からないディテール情報も色々とでてきています。そう言った情報はほとんどフォローしていないんですが、上映中、柳田理科雄さんに解説して欲しいなあと思って見てました。

news.yahoo.co.jp

これを読む限り、なかなか科学考証が行き届いた映像表現だったようです。初見ではよく分からないですよね(笑)

ゼットンを倒した「謎理論」も、劇場で見ながらではちょっと理解できなかったのでですが、科学的だったんでしょうか?

オマージュを繋げすぎた影響

今回の映画の構成は、テレビ版へのオマージュを繋げる形になっており、そういう意味でファンムービーであり、ノスタルジーに溢れた作品となっています。個人的にはそれに満足してますが、オマージュ元が分からない人にどう映ったのかは興味があります。

同時に、ちょっと駆け足気味で、後半のカトクタイ隊員のウルトラマンに対する気持ちの変化に若干の唐突感を感じました。

それが上映時間不足から来るものかと思っていたんですが、上映時間(113分)はシン・ゴジラ(119分)とさほど違ってませんでした。

要するに、色々と旧作のオマージュを詰め込み過ぎったって事なんでしょう。それが心情ドラマフェイズを描くには時間不足を感じた理由かと思います。

 

作家性の反映の余地

同じような理由で、この作品にどれほど庵野作品としての作家性(カラー)が盛り込まれたのか疑問です。

そういう意味では来春の「シン・仮面ライダー」の方が、今回のようなオマージュつなぎにならず、それっぽい映画になりそうです。

shin-kamen-rider.jp

 

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