投資リスクをとりながらの早期リタイア生活、比喩的な表現をすれば、毎年色々な景色が現れて、その都度一喜一憂の繰り返すという日々です。米国株の下落が円安によって救われている今年の状況も、初めての投資経験です。
一昨日の記事にも書いたように、今の円安状況が投信資産の目減りを2割くらい防いでくれています。
「幸運」投資についての記事
本来ならばもっと株安にメンタルを削られているところを、そこまで気にせず暮らせる状態を「ラッキー」(意図しない僥倖と言う意味)だと捉えているのですが、こういう「円安=幸運」考え方と重なるタイムリーな記事が目に止まりました。
ここ数年から最近の投資で見える景色をこう説明しています。
米金融緩和下での株式の大金融相場も、深く考えないうちに、投資をしたらもうかったという人が少なくないでしょう。米金利が上がり始めたら、米株価は反落したけれども、円安が進んで、日本投資家にメリットをもたらすというのも、立派なサイクル投資の一環です。
まさにその通りの状況です。
面白いと思ったのは、そもそもダブルでリスクを取っているという見方です。
そもそも外国証券投資は、その証券と為替それぞれのリスクをダブルでとる投資です。
「為替リスク」と「株を買う」という両方のリスクを取っているという解釈でしたが、
個人的には、ある程度円安になると思っていたので、2つリスクを取っているつもりはありませんでした。
二重に儲けようと立ち回ったりはしない
この先の投資の指針についても書いてありましたが、
米金利が低下するなら米株式を買い、金利が上がり始めたら株を売ってキャッシュを増やし、円安をにらんでやがて円転する、これだけです。金利という明快な尺度を見るだけで、サイクル投資、中期トレンド投資のメリットを最大限享受でき、頭を悩ますこともありません。
まあ理屈はわかるのですが、十分円安の恩恵を受けているので、2重に利益を得ようという考えも、アクティブに立ち回って、上手くいった試しがないので、これはやらないと思います。
運が良いのは方向性があっているから
最近みた「本の解説動画」で、運についての捉え方、に言及する部分が印象に残りました。
「運が良い(と見える)のは正しい行動を選択している」からという意見、人生の全ての局面に当てはまるとは思いませんが、投資という分野についてはそれで説明できる事は多い気がします。
ここ数年の投資環境では、米国株投資という方向性があっていたから、今のような状況(ラッキー)を感じる事ができているという理屈、それほど間違っているとは思えません。
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