あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

来年以降の配当所得の税金選択

確定申告(所得税)の準備はだいたい終わりました。住民税については(今回が最後の)「申告しない(源泉徴収での納付)」を選択します。

 

来年以降の配当所得に対する申告方法

来年は所得税と住民税は同じ申告方法を選択しなくてはいけません。どんな方法に選択するかですが、ちょっとずつ考えを整理したいと思います。

 

agura-huma.hatenablog.com

 

何が何でも国保保険料を増やしたくないなら「申告しない=確定申告しない」になりますがが、その代わりに所得税の節税(iDeCo節税)が出来なくなるので無理です。

 

となると、配当所得の申告方式を分離課税か?総合課税どちらにするかの二択になると思ってます。

昨年も軽く考えましたが、年も越したのでもう少し掘り下げてみたいです。

agura-huma.hatenablog.com

 

総合課税がトクしそうな個人的事情

配当所得にかかる税金は、分離課税と総合課税のどちらで申告するかで所得税と住民税の税率が違います。

配当所得が195万以下でそれ以外の収入が無い自分の場合はこうです。

所得税と住民税をあわせたトータルで「総合課税」の方が安いです。

 

また、上の表で黄色に塗りつぶした住民税の税率10%ですが、支払いベースで10%未満にできるかなと思っています。個人的属性を利用します。

属性と言うのは「住宅ローン減税」があるからです。この「住宅ローン控除」は税額控除で、所得税で控除しきれなかった税金は、住民税の税額控除に使えるそうです。

今頃かという感じですが、サラリーマン時代は(住宅ローン減税は)所得税の税額控除が余るなんて事はありませんし、ここ2年は住民税は源泉徴収で支払い申告していなかったので、この事を知らないのも仕方ありません。

期間限定で住民税を節税

所得税の「税額控除」には控除していく順番があって「配当控除」は「住宅ローン減税控除」より先に使われます。「住宅ローン減税控除枠」を住民税控除に残すためにも「配当控除」(=総合課税を選択)が必要です。

上の表にあるように総合課税で住民税の税率は10%ですが、住民税の配当控除と今回予定している住宅ローン減税控除を使う事で、支払う住民税の見なし税率は「分離課税方式」で申告した場合の税金(5%)に近づけるのではないかと思います。実際いくらになるかまではまだ計算しません。

国保保険料はアップする

ただ住民税は節税できても、国保保険料は減らせません、これは「分離課税」であろうと「申告課税」であろうと同じ額が反映されて、確実に大幅にアップするはずです。