あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

今年の確定申告の思わぬ誤算

確定申告の申告期間が始まってます。1月のうちに所得税計算結果(還付予定額)をe-taxで確認まで済ませてたのですが、まだ提出してません。思わぬ誤算がありました。

e-taxで所得税の計算結果判明後にやるのは、住民税についての項目への入力です。

 

ここで昨年同様「申告不要」を選択するつもりでしたが、

この申告不要のボタンが見つかりませんでした。

 

証券会社都合による、とある売却発生

昨年末にとある米国ETFを売却しました。自発的に売った訳でなく、取扱銘柄から外れるから年内に売却するようSBI証券から言われたからです。

これが後日効いてくるとは思っていなかったので、その通知のスクショも残ってません。

 

そのETFは、平成8年から保有しているものでした。平成8年と言うとまだSBI証券の海外株式は特定口座扱いでなく一般口座でした。

そののち特定口座化されましたが、SBI証券の場合は、その際に一般口座預かりだったものは、特定口座へ移管してくれなかったんですね。

 

その時の一般口座預かりのETFが、今回強制的に売らされる羽目になったわけです。予定に無かった一般口座で取引が発生し、その取引を所得税で申告しようとして、住民税の申告不要が選択できる条件から外れました。

(注1) 住民税において、配当所得及び株式等に係る譲渡所得等のうち一部でも申告するものがある場合には、申告不要とすることはできません。

 

来年以降には意味の薄い教訓

海外株式取引には思わぬ一般口座での取引発生のリスクがあるので、「申告不要」で節税する場合には注意した方がいいという教訓でしたが、来年からは「住民税」「所得税」で異なる申告形式が選べなくなるので、教訓としてアピールするには弱いです。

agura-huma.hatenablog.com

今回の教訓が生きる事はないでしょう。(「確定申告しない」事ははまずありえない)

 

確定申告にはもう少し時間かかる

「住民税で申告不要」が選択できない、となると5月(or6月)に決まる住民税と社会保険料などの負担がアップする事になり、けっこう痛いです。

 

まあ来年からは当たり前の事(=来年の税制が1年前倒しで実施される)だと思えば、受け入れる必要もあります。

と言う事で、住民税で申告不要を選択せずに、確定申告すればいいのですが、今回の発生したETFの取引、売却損が出ています。一般口座で株取引で損失が出ている場合には申告しなくてもいいと書いてあるのも見た事があるので、どうするのがいいのか、色々と考え中で、まだ申告できていません。