先月末の事だったか、国会で急に孤独担当相が誰かという話があって、いきなりの指名された田村厚労相がびっくりするというニュースがありました。
結局、違う人が担当相だったようです。
いきなりどうしたんだろうというこの話、孤独担当相と言えば、以前「モーサテ」で取り上げていた英国の話を思い出します。
この一連の孤独問題対策の動きに影響されたのか、日本の孤独にまつわる2面性を表す2つの記事が日経に掲載されてました。
日経の2つの孤独関連記事
ひとつめはコロナの感染拡大によってクローズアップされた負の感覚として「孤独」
www.nikkei.com
日経の記事中には、その感覚についての定義がありました。
――そもそも孤独をどう定義していますか。
家族の有無や性別・年齢関係なく、自分の理想と現実の人間関係とにギャップがあり、ひとりであることの不安やさみしさ、見捨てられた感覚を持つことだと考えている
他の記事でも書いたように現代社会は色々な孤独解消法に溢れた「孤独に優しい社会」で将来的に日本は「お一人様シルバー民主主義」社会になってしまうんじゃないかと思いましたが
上記の「孤独の定義」で言えば「理想」が低いか「現実」が厳しくないから、理想と現実のギャップに苦しまずに済む、それほど気にならないという見方もあるかもしれません。
調子に乗りすぎず
もうひとつの記事は、孤独と言うか「お一人様消費」のマーケットとしての「孤独」 の話。
ひとつ気になるのは「第2次」という表現、第1次はいつだったのだろうと言う疑問、
単身世帯は右肩上がりで増えてきた。同社のおひとりさま専用ムックの第1弾が登場した10年代半ばが第1次お一人様経済の拡大期で、新型コロナの影響で加速した今が第2次と言える。
第一次と言うのは10年代なかばと書いてありました。そんなような気もするがどうだったかなあと言う気もします。
個人的には疎外感がなく過ごせれば別にそれでよくて、日本の社会全体の利益と結びついていないのも事実なので「ひとり」を楽しむとか肯定感を醸し出そうという雰囲気もどうかと思いますけれど、消費者層として見込まれる事が暮らしやすさに繋がっている事も事実なので、うまくいっていて調子がいいときこそ、謙虚さが必要かと思います…。
コロナ禍が収まれば
上の日経記事で取り上げたれていた「おひとりさま専用Walker」、この2019版はdマガジンで読めてたんですが、その後dマガジンで読めるムック本として扱われなくなり、毎年出版されているものとは知りませんでした。
コロナが収まったら読んでみたいと思います。
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