金曜日の朝に入ってきた恒大集団のニュース、ちょっと調子に乗っている時が危ないと言うか「災いは忘れた頃にやってくる」とはよく言ったものです。ただこのニュースどんな影響があるのかはちょっと分かりづらいです。
ちょっとした解説を聞いてみると「風吹けば桶やが儲かる」みたいな話に思えました。
そう言えばこのニュースは以前も聞いた事があります。
2021年9月の事でした。
そう考えてみると2年前にヤバかった会社にまだ融資してる(呑気な)海外企業は無いと思うんですがどうでしょうか?ただ中国国内に影響があるのは確実でしょう。中国の不景気がどれくらい世界に波及するかレベルの影響は、仕方ないかなと言う感じです。
とりあえず金曜夜の米国市場の反応は薄かったので安心しました。今朝のモーサテでもこの話題はほとんどスルーしてました。
今回のニュースはすっかり忘れていたリスクですが、それ以外に自分が今想像している今後の投資リスクは以下の3つくらいがあります。
個人的に心配する3つのリスク
例えば「台湾有事リスク」これなんかは間接的に「中国の不動産バブル崩壊」
がまさに影響しそうです。中国が悪い意味で今後「日本化」するなら、そんな余裕は無くなりそうでしょうし。また今年の6月に台湾旅行へ行きましたが、行けなくなる前に行った方がいい的な気持ちも若干ありました。
次に考えられるのは「日銀の緩和終了」
最近の日銀の金融政策は市場に判断を任せる内容が多く(忖度させる日本文化らしい)明確な緩和終了の区切りが発生するか半信半疑ですが、もしそうなれば株安・円高(から来る海外資産の円建て換算値下落)になるでしょう。
ただこれも「ありそうだけれど実際はない」状態が続いています。
【株価のフシギ】国民の思考が実現させた「金融緩和→株価上昇」だが…今度は「金融引き締め→株価暴落」の想像に、関係者たちが戦々恐々(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース
以上2つはリスクとして割りと有名ですが、今はあまり話題になっていないけれど、個人的にリスクだと思っているのが「来年の米国の大統領選」です。
このままで「トランプ対バイデン」の争いになりそうですが、この二人のどちらかを選ぶかなんて「究極の選択」過ぎるでしょう(苦笑)
あえて選ぶとすれば、高齢(80代)(任期を全うできるのか?認知症にならないのか?)の潜在的なリスクよりも、確実に何かしてくる(4年間の枠組みを破壊)トランプの方がヤバそうですが…。実際にリスクが現実化した場合の影響は、高齢リスクの方が大きい気がします。
こういう下落リスクが現実のものになろうがなるまいが、淡々と続けるのが本来の長期(ほったらかし)投資スタンスなんですが、50代の積立投資家の場合でもそれでいいのかは、ちょっと悩みどころですね。