あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア達成のための価値観とその後の事

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最近のAERAdotに定年後生き方が紹介記事があったのですが、定年後は思っているよりもずっと長い(ちょっと不安をあおって?)からの展開で「居場所」と称して色々な生き方が紹介されてました。

「長い老後」に対して適当なロールモデルが存在しないのが今の時代ですから、今後もこういう「どんな風に生きたらいいかという話」を目にする事が多くなるんでしょうね。

dot.asahi.com

この記事はまだ自分には直接的には響きませんが、こういう記事を読んで思う事は「人は人、自分は自分」だったり、この手の「人の話」を聞いて「自分もこうするんだった」と思いたくない、という気持ちです。

価値観の反映(自己満足の追求)

大げさに言えば「後悔しない」生き方をしたいという事なんですが、手っ取り早く実現する手堅い方法は何にお金を使うか注意する事です。前から言ってますが、お金の使いみちに自分の価値観を反映していれば間違いないと思ってます。

agura-huma.hatenablog.com

そうしたお金の使いみちについて「ゼロで死ね」の作者の意見では経験にお金を使うのが一番いいと書いてました。これもひとつの意見です。

agura-huma.hatenablog.com

新しい価値観を発見 

もうひとつは「未知の価値観を発見する」(何をしたいかを見つける)可能性を増やす行動、情報を絞って暮らしていて後年に何か面白そうな情報(世界)に出会うのを防ぐ行動をとる事です。

そんな転機を引き寄せるための行動理論も既にあります。 

www.rgf-professional.jp

もともとはビジネスマンのキャリアに関する理論なんですが、会社のセカンドキャリア研修(たそがれ研修)を受けたときに紹介されました。 

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される ・その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべき という考え

偶然の出会いを引き寄せるための指針があります。

具体的にどうすれば予期しない出来事を創り出せるのでしょうか。クランボルツ教授は以下のような行動指針を持つことが大事だと指摘しています。

(1)「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること
(2)「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること
(3)「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
(4)「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
(5)「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

”いくつになっても「ずっとやりたかったこと」をやりなさい”よりもふわっとしてて緩いですが、その分持続性という意味では現実的な気がします。

agura-huma.hatenablog.com

FIRE達成と関係ない価値観

「人は人、自分は自分」と言うのが早期リタイアを志す人にはよくある気分で、ある意味健全?な処世術なんでしょう。そういう意味ではFIREを達成するための価値観というのはある程度共通(投資・節約)だと思いますが、どれくらいその価値観がシンクロしているは人それぞれでしょう。

そしてFIRE達成後には、その違いの部分の方が重要になっていくと思います。よく言う定年後の「自由時間をどうするか問題」と同じです。FIRE達成後の時間をどう過ごすかはFIRE達成のための共通価値観とは違う価値観に引きづられます。会社員時代よりもしがらみも制約も少ないですから、より自分の価値観に忠実、もしくは自己中心的になりやすいはずです。そういう意味では早期リタイア、FIRE達成者は似ているようで結構違うって事ですね。

 

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